ウォーキングは、普段着とスニーカーさえあれば始められる運動です。
しかし、歩く距離が10km、20kmと伸びてくると、靴擦れや足裏の痛み、汗による不快感、荷物の揺れなど、短い散歩では気にならなかった問題が出てきます。
私自身、ウォーキングを始めてから少しずつ装備をそろえ、現在は20〜40km程度の長距離ウォークにも挑戦しています。
この記事では、ウォーキング初心者だった私が、実際に購入してよかったと感じたアイテムを12個紹介します。
いの優先度の高い順に紹介しますので、上から順番にそろえていきましょう。
筆者のスペック
- 30歳
- 男性
- 身長167cm
- 体重64kg
- シューズサイズ26.5cm
- ウェアは主にMサイズ
- 関東の平地を中心にウォーキング
- 日常的なウォーキングから20〜40km程度の長距離ウォークまで実施
サイズ感や暑さ・寒さの感じ方には個人差があるため、一例として参考にしてください。
ウォーキング初心者が最初に買ってよかったもの12選
ウォーキングシューズ|ニューバランス Fresh Foam X Walking 880 v7
私が使用しているのは、ニューバランスの「Fresh Foam X Walking 880 v7」です。
- 使用サイズ:26.5cm
- 商品ページ:Fresh Foam X Walking 880 v7
長距離ウォークで最も重要なのは、間違いなく足です。
どれだけ高性能なウェアやスマートウォッチを用意しても、靴が足に合っていなければ快適には歩けません。
Fresh Foam X Walking 880 v7には、クッション性を重視したFresh Foam Xミッドソールや、歩行時の足の動きをガイドするアウトソール構造が採用されています。公式サイトでは、幅もD・2E・4Eから選択できます。
- 自分の足長と足幅に合っている
- かかとが大きく浮かない
- 指先に適度な余裕がある
- 長時間歩いても足裏が痛くなりにくい
- 靴の中で足が前後左右に動きすぎない
この辺りを重視してシューズ選択しましょう。
可能であれば、店舗でサイズを測ってもらい、実際に試着してから購入するのがおすすめです。
普段履いている靴のサイズだけで決めず、足幅や甲の高さも確認しましょう。
インソール|ニューバランス サポーティブリバウンドインソール
- 商品ページ:サポーティブリバウンドインソール
靴とセットで買ってよかったのが、ニューバランスのサポーティブリバウンドインソールです。
公式サイトでは、反発性によって歩行時の快適性・グリップ性・サポート性を高める、日常使用向けのインソールとして紹介されています。26〜27cmの参考サイズはLです。
実際に使ってみると、純正の薄いインソールと比べて、足裏が支えられている感覚があります。
長く歩けるようになるだけでなく、足裏やかかとへの負担を軽減する意味でも、導入する価値がありました。
価格と性能のバランスを考えると、個人的にはかなりコストパフォーマンスが高いアイテムです。
インナー|アンダーアーマー ヒートギア ベースレイヤー
- 使用サイズ:M
- 商品ページ:UAヒートギア ベースレイヤー
長時間歩いていると、季節問わず汗をかきます。
肌に汗が残ったままだとベタつくだけでなく、休憩中や風が吹いたときに体が冷えやすくなります。そのため、普段着の綿素材ではなく、スポーツ用のインナーを用意しました。
私が使っているのは、アンダーアーマーのヒートギア ベースレイヤーです。
体にフィットするため動きを妨げにくく、汗をかいたときの不快感も抑えられます。長袖とロングタイツを着用することで、肌の露出を減らせるのもメリットです。
アンダーアーマーのベースレイヤーにはフィット感の異なる種類がありますが、初めて購入する場合は、比較的取り入れやすい「BASE」から試してみるのがよいと思います。
関東の平地をよく歩く私は、夏場でもBASEで問題ないと感じています。
Tシャツ|アンダーアーマー アーマードライ
- 使用サイズ:M
- 商品ページ:アンダーアーマー アーマードライ
インナーの上に着るTシャツも、速乾性と動きやすさを重視しています。
アンダーアーマーのアーマードライは、肌側で吸収した汗を表面の拡散層へ送る2層構造を採用し、ウェアのベタつきや汗冷えを抑える設計です。
短時間の散歩なら、普段着のTシャツでも大きな問題はありません。
しかし、数時間歩く場合は、汗を吸った綿のTシャツが重くなったり、肌に張り付いたりすることがあります。
ウォーキングを習慣にするなら、少なくとも1着はスポーツ用の速乾Tシャツを持っておくと快適です。
私はMサイズを使用していますが、インナーとの重ね着を考え、締めつけすぎないサイズを選んでいます。
ボトムス|アンダーアーマー UAテック ワードマーク ショーツ
- 使用サイズ:M
- 商品ページ:UAテック ワードマーク ショーツ
ボトムスも、汗をかいたときに重くなりにくく、脚を動かしやすいものがおすすめです。
ウォーキングでは同じ動作を何千回、何万回と繰り返します。
少しの突っ張りや擦れでも、長時間になると大きなストレスになります。そのため、私はスポーツ用のショートパンツとロングタイツを組み合わせています。
選ぶときは、次の点を確認するとよいでしょう。
- 太ももを上げても突っ張らない
- 股部分が擦れにくい
- 汗をかいても肌に張り付きにくい
- ウエストがきつすぎない
- スマートフォンや鍵を入れても歩きにくくならない
ポケットに荷物を入れすぎると左右に揺れて歩きにくいため、長距離ではリュックとの併用がおすすめです。
キャップ|アンダーアーマー
- 商品ページ:アンダーアーマー スポーツキャップ
日中に歩くなら、キャップは用意しておきたいアイテムです。
頭部や顔に当たる直射日光をある程度遮れるほか、額から流れてくる汗を受け止めてくれます。
特に夏場は、キャップの有無で歩いているときの快適さがかなり変わりました。
本格的に続けるなら、通気性や吸汗速乾性に配慮されたスポーツ用キャップがおすすめです。
とはいえ、最初から機能を細かく比較しすぎる必要はありません。まずは自分がかぶりたくなるデザインのものを1つ買っておくだけでも十分です。
サングラス|BEACOOL
- 商品ページ:BEACOOL スポーツサングラス
日中にウォーキングすることが多い人には、サングラスもおすすめです。
私の場合、サングラスを使うようになってから、ウォーキング後に感じていた目のシバシバ感がかなり気にならなくなりました。
日差しが強い日は、まぶしさだけでも目が疲れます。
特に数時間にわたって屋外を歩く場合は、頭や肌だけでなく、目を守ることも考えておきましょう。
選ぶ際は、デザインだけでなく次の点も確認します。
- UVカット性能が明記されている
- 顔や鼻にフィットする
- 歩いてもずれにくい
- レンズが暗すぎない
- 視界がゆがみにくい
安価な商品でも選択肢はありますが、必ずUVカット性能の表示を確認してください。
サングラスの必要性については、別の記事でも詳しく紹介しています。


ソックス|アンダーアーマー スポーツソックス
- 商品ページ:UAトレーニング コットン ノーショー ソックス
靴にこだわっていても、ソックスが合っていなければマメや靴擦れが発生することがあります。
長距離ウォークでは、靴の中が蒸れやすくなります。
汗で皮膚がふやけた状態で繰り返し摩擦が加わると、短い距離では問題がなかった場所にもトラブルが起きます。
そのため、普段使いの薄いソックスではなく、足にフィットするスポーツ用ソックスを用意しておくのがおすすめです。
選ぶときは、次の点を確認しましょう。
- 靴の中でずれにくい
- つま先やかかとに縫い目の違和感がない
- 汗をかいても不快になりにくい
- 厚すぎて靴を圧迫しない
- 足首部分がずり落ちにくい
20km以上を歩く場合は、交換用のソックスをリュックに入れておくと安心です。雨や大量の汗で濡れたときも、履き替えることで足のトラブルを抑えられます。
リュック|SALOMON TRAILBLAZER 10
- 商品ページ:SALOMON TRAILBLAZER 10
ウォーキングの距離が伸びると、持ち物も増えてきます。
例えば、次のようなものです。
- タオル
- 日焼け止め
- 財布
- モバイルバッテリー
- 補給食
- 飲み物
- 着替え
- 救急用品
- 雨具
これらを持って歩くとき、体にフィットしないリュックはかなりのストレスになります。
荷物が一歩ごとに上下したり、肩ひもがずれたりすると、長時間のウォーキングでは疲労につながります。
私が使用しているTRAILBLAZER 10は容量10L、重量323gで、両サイドにストレッチポケットがあります。パッド入りの背面とショルダーストラップにより、体にフィットさせやすい構造です。
日帰りのウォーキングなら、10〜20L程度を目安にすれば十分だと思います。
荷物が少ない人は10L、冬物や雨具を入れる人は20Lが使いやすいでしょう。
容量だけでなく、胸元を固定するチェストストラップの有無や、背中へのフィット感を確認することが大切です。
ジャケット|ニューバランス ストレッチウーブンジャケット
- 商品ページ:ストレッチウーブンジャケット
早朝や夜に歩くときは、春や秋でも肌寒く感じることがあります。
歩き始めは寒くても、しばらくすると体温が上がるため、簡単に脱ぎ着できるジャケットが便利です。
私が重視しているのは、次の条件です。
- 軽い
- 小さく畳める
- 腕を振りやすい
- 蒸れにくい
- 暑くなったらリュックに収納できる
厚手の上着を1枚着るよりも、インナー・Tシャツ・薄手のジャケットを重ねて調整した方が、ウォーキング中の温度変化に対応しやすくなります。
ただし、薄手のジャケットだけで真冬を乗り切るのは難しいため、冬は防寒用の上下を別に用意した方がよいでしょう。
ヘッドライト|milestone MS-i1 Endurance Model
- 商品ページ:MS-i1 Endurance Model
日没後や早朝に歩く場合は、ヘッドライトも用意しておきたい装備です。
街灯が多い場所でも、足元の段差や路面の凹凸が見えにくいことがあります。また、ライトは自分が道を見るためだけでなく、車や自転車などに自分の存在を知らせる役割もあります。
長距離のウォーキングイベントでは、ヘッドライトや点滅ライトが必携品として指定されることもあります。
私が参加予定のBIWA100でも、ライトが持ち物として記載されていました。
選ぶときは、明るさだけでなく次の点を確認しましょう。
- 長時間使用できる
- 頭に装着しても重すぎない
- 歩いてもずれにくい
- 明るさを調節できる
- 予備バッテリーや充電手段を確保できる
- 雨天でも使用できる
スマートフォンのライトでも一時的には照らせますが、片手がふさがり、バッテリーも消費します。
暗い時間帯を歩く可能性があるなら、専用ライトを持っておく方が安心です。
スマートウォッチ|Garmin fēnix 8 Sapphire AMOLED 47mm
最後は、Garminのfēnix 8 Sapphire AMOLED 47mmです。
スマートウォッチは、ウォーキングを始めるために必須ではありません。
それでも、日々の記録を残したり、自分の体調を確認したりするうえで、買ってよかったと感じています。
ウォーキングでは、主に次のようなデータを確認できます。
- 歩行距離
- 経過時間
- 平均ペース
- 心拍数
- 消費カロリー
- GPSによる移動ルート
- 高度
- トレーニング負荷
- リカバリータイム
日常生活では、睡眠、安静時心拍数、Body Batteryなども確認できます。
公式仕様では、スマートウォッチモードで約16日間、GPSモードで約47時間、バッテリー最長モードで約81時間の稼働時間が案内されています。実際の稼働時間は設定や使用状況によって変わりますが、長時間のアクティビティを記録しやすい点が魅力です。
私はApple Watchも検討しましたが、長距離ウォークでのバッテリー持続時間を重視してGarminを選択しました。
実際に42kmのウォーキングを計測した際は、問題なく記録できました。
100kmウォークではまだ使用していませんが、公式のGPSモード稼働時間を見る限り、設定や充電状態を適切に管理すれば、計測できる可能性は高いと考えています。ただし、本番前には実際に使うGPS設定で消費量を確認しておく予定です。
スマートウォッチは高価なので、初心者が最初に買うものとしては優先度が低めです。
まずはスマートフォンのウォーキングアプリを使い、記録をもっと詳しく確認したくなってから購入しても遅くありません。
すべてを一度に買う必要はない
今回紹介したものをすべてそろえると、それなりの金額になりますがウォーキングを始める段階で、一度に買う必要はありません。
まずは次の4つから始めるのがおすすめです。
- シューズ
- インソール
- インナー
- Tシャツ/ボトムス
- キャップ
5〜10kmを問題なく歩けるようになり、さらに距離を伸ばしたくなったら、インソールやリュック、インナーを追加します。
早朝・夜間のウォーキングやイベント参加を考える段階になったら、ヘッドライトやジャケットを用意するとよいでしょう。
スマートウォッチは、記録やトレーニング管理に興味が出てからでも十分です。
まとめ
ウォーキングは、特別な道具がなくても始められる運動です。
一方で、自分に合った装備をそろえると、疲労や不快感を抑えやすくなり、歩ける距離も少しずつ伸びていきます。
特に重要なのは、足を守る装備です。
- 足に合ったシューズを選ぶ
- 必要に応じてインソールを使う
- 蒸れにくく、ずれにくいソックスを履く
この3つを優先したうえで、ウェアやリュックなどを買い足していくのがおすすめです。
機能性はもちろん重要ですが、自分が身につけたくなるデザインを選ぶことも、ウォーキングを継続するための立派な工夫です。
お気に入りの装備をそろえて、まずは無理のない距離から歩いてみましょう。
※商品情報や在庫、価格、仕様は2026年7月時点のものです。購入前に各公式サイトで最新情報をご確認ください。
※本記事で紹介している使用感は、身長167cm・体重64kg・30歳男性である筆者個人の感想です。体格、足の形、発汗量、歩行環境などによって使用感は異なります。


