「山手線って、歩いて一周できるの?」
東京に住んでいる人なら、一度くらいは考えたことがあるかもしれません。
電車なら一周しても約1時間。けれど、それを徒歩で回るとなると、一体どのくらい時間がかかるのか。何歩くらい歩くのか。そもそも本当に歩き切れるのか。
今回は、そんな素朴な疑問を確かめるために、山手線を徒歩で一周に挑戦してきました。
スタート地点は新橋です。
かなり長い散歩でしたが、駅ごとに街の雰囲気が大きく変わっていくので、思っていた以上に楽しいルートでした。
山手線一周ウォーキングの結果
まずは、今回の記録から。(iPhone 16 Pro MaxでNike Run Clubを使用して計測しました。)

| 歩数 | 50,356歩 |
| 距離 | 38.67km |
| 消費カロリー | 2,181kcal |
| 全体でかかった時間 | 10時間 |
| 実際に歩いた時間 | 6時間54分58秒 |
| 平均ペース | 10分44秒/km |
山手線の線路沿いを完全にトレースするというよりは、各駅を目印にしながら、徒歩で移動しやすい道を選んで歩いています。
そのため、実際の山手線の営業キロよりも長くなっています。
ただ、「山手線の駅を順番にめぐって一周する」という意味では、かなり満足感のあるルートでした。
タイムライン
新橋をスタート。まずは浜松町、田町方面へ
スタートは8時56分、新橋駅。
新橋といえば、サラリーマンの街というイメージがあります。
実際に歩いてみても、オフィスビルと居酒屋が多く、夜に来たらまた違う雰囲気になりそうな街でした。
最初の目的地は浜松町。9時11分に到着しました。

朝の時間帯ということもあり、このあたりはまだ比較的歩きやすかったです。
浜松町から田町へ向かうにつれて、少しずつ人が増えてきました。

9時32分、田町に到着。
周辺は工事中のエリアが多く、再開発が進んでいる雰囲気がありました。
歩道も広いところが多く、序盤としてはかなり歩きやすい区間です。
高輪ゲートウェイから品川へ。今回最短の駅間

9時49分、高輪ゲートウェイに到着。
高輪ゲートウェイは、山手線の中でも比較的新しい駅ということもあり、駅周辺の雰囲気がかなりすっきりしています。
そして、ここから品川までは今回歩いた中でもかなり短い駅間でした。

10時00分、品川に到着。
高輪ゲートウェイから品川までは、あっという間です。
「え、もう次の駅?」という感じでした。
品川周辺はオフィス街の印象も強いですが、歩いてみると住宅も多く、住みやすそうな雰囲気もありました。
大きな駅なのに、少し離れると落ち着いた空気があるのが面白いところです。
大崎、五反田、目黒。落ち着いて歩きやすいエリア

品川の次は大崎へ。
10時21分、大崎に到着しました。
大崎は落ち着いていて、歩きやすい印象でした。
駅周辺もきれいで、道も比較的整っています。

10時50分、五反田に到着。
五反田は飲食店やオフィスが多いイメージですが、歩いてみるとどこかセレブ感も漂っていました。
このあたりから、山手線の南側を歩いている感覚が強くなってきます。

11時07分、目黒に到着。
目黒周辺は街並みがきれいで、歩いていて気持ちの良いエリアでした。
まだ体力にも余裕があり、「この調子なら山手線一周いけるかも」と思っていた時間帯です。
恵比寿、渋谷、原宿。人が一気に増えて歩きにくくなる

11時29分、恵比寿に到着。
恵比寿はタワーマンションとオフィスビルが多く、都会感のある街でした。
駅名を見ると、どうしてもエビスビールが飲みたくなります。
ここまでは比較的落ち着いて歩けていましたが、次の渋谷あたりから一気に雰囲気が変わります。

11時53分、渋谷に到着。
とにかく人が多い。
歩道も混んでいて、ペースがかなり落ちます。
山手線一周ウォーキングにおいて、渋谷周辺は体力よりも「人混み耐性」が試される区間かもしれません。

12時11分、原宿に到着。
原宿もかなり混んでいました。
外国人観光客も多く、歩くだけでも少し大変です。
特に休日や観光シーズンは、ここを通る時間帯に注意した方がよさそうです。

12時28分、代々木に到着。
このあたりまで来ると、新宿が近づいてきた感じがします。
新宿で足に違和感。お昼はうどんで体力回復

12時40分、新宿に到着。
ここまでで、少し足が痛くなってきました。
まだ歩けるけれど、序盤のような軽さはなくなってきます。

ちょうどお昼の時間だったので、12時55分に東京麺通団でランチ。
うどんと天ぷらを食べて、しっかり体力を回復しました。
長距離を歩くときは、途中でちゃんと食べることがかなり大事です。
空腹のまま歩き続けると、後半で一気にしんどくなります。
今回はうどんで炭水化物を補給しつつ、天ぷらで満足感も得られたので、かなり良い休憩になりました。
新大久保、高田馬場、目白。だんだん無心になる

ランチ後、13時31分に新大久保へ。
新大久保は人が多く、街全体に活気があります。
歩いているだけでいろいろな店が目に入るので、退屈はしません。

13時48分、高田馬場に到着。
このあたりから、だんだん「駅を目指して歩く」というより、「次の駅まで足を動かす」という感覚になってきました。
長距離ウォーキングあるあるですが、途中からかなり無心になります。

14時06分、目白に到着。
目白周辺は坂が多い印象でした。
平坦な道を歩いているときよりも、じわじわ足に負荷がかかります。
このあたりは、山手線一周の中でも意外と体力を削られる区間かもしれません。
池袋、大塚、巣鴨。街の雰囲気がまた変わる

14時22分、池袋に到着。
池袋もかなり大きな街ですが、渋谷や原宿とはまた違う雰囲気があります。
この頃には、だんだん疲労感も強くなってきました。

14時47分、大塚に到着。

途中でばらまつりが開催されていて、少し癒やされました。
長距離を歩いていると、こういう偶然の景色がかなり嬉しいです。

15時00分、巣鴨に到着。
巣鴨まで来ると、山手線の北側に入ってきた感じが強くなります。
若者で混み合うエリアとは違い、少し落ち着いた空気がありました。
駒込、田端、西日暮里、日暮里。歩きやすいけど疲労は蓄積

15時09分、駒込に到着。
駒込は街並みがきれいで、個人的にかなり好きなエリアでした。
散歩ルートも整っていて、歩きやすい印象です。
山手線一周の中でも、気持ちよく歩ける区間だと思います。

15時36分、田端に到着。
住宅街の雰囲気があり、静かで落ち着いたエリアでした。

15時49分、西日暮里に到着。

そして15時55分、日暮里へ。
西日暮里から日暮里はかなり短く、高輪ゲートウェイから品川くらい近い印象でした。
このように駅間が短い区間は、精神的にかなり助かります。
ただ、このあたりまで来ると、距離以上に足の疲労が蓄積してきます。
「次の駅までは近い」と思っても、足が重く感じるようになってきました。
鶯谷、上野、御徒町、秋葉原。気力で歩く後半戦

16時07分、鶯谷に到着。
日暮里から鶯谷、そして上野方面へ進みます。
このあたりは下町感があり、山手線の西側とはまた違った雰囲気があります。

16時27分、上野に到着。
上野公園を通りながら、「今度は美術館に行きたいな」と思いました。
普段は目的地として駅に向かうことが多いですが、歩いていると街の見え方が少し変わります。
ただ、この頃には足の痛みがかなり強くなってきました。
ここからは、気力だけで歩いているような状態です。

16時39分、御徒町。

16時50分、秋葉原に到着。
秋葉原まで来ると、ゴールの新橋がかなり近づいてきた感じがします。
とはいえ、最後の数駅が意外と長く感じます。
神田、東京、有楽町。そして新橋でゴール

17時03分、神田に到着。
神田は下町感があり、ガード下で飲みたくなる雰囲気でした。
長距離ウォーキングの後にここで一杯飲んだら、かなりおいしそうです。

17時21分、東京駅に到着。
東京駅まで来ると、いよいよゴールが見えてきます。
赤レンガの駅舎を見ると、達成感がかなり高まります。

17時43分、有楽町に到着。
ここまで来れば、残すは新橋のみ。

そして18時01分、新橋に到着。
朝8時56分に出発して、約10時間。
山手線徒歩一周、無事にゴールしました。
山手線一周はきつい。でもかなり楽しい
実際に歩いてみて感じたのは、山手線一周は想像以上に長いということです。
距離は38.67km。
歩数は50,356歩。
普段の散歩とは、まったく別物でした。
特に後半は足の痛みもあり、気力で歩く時間が増えていきます。
ただ、それでも最後まで歩けたのは、駅ごとに街の雰囲気が変わるからだと思います。
新橋のオフィス街から始まり、品川や大崎の落ち着いた雰囲気、渋谷や原宿の混雑、目白や駒込の歩きやすい街並み、上野や神田の下町感。
山手線を歩くことで、東京のいろいろな顔を一日で感じることができました。
電車で通り過ぎるだけでは気づかない景色もたくさんあります。
これから歩く人への注意点
山手線一周は、気軽な散歩というよりは、ちょっとしたチャレンジです。
歩きやすい靴は必須です。
途中で足が痛くなる可能性が高いので、履き慣れた靴で行くのがおすすめです。
また、食事と水分補給も大事です。
今回は新宿でうどんを食べましたが、途中でしっかり休憩を入れたことで後半も歩き切れました。
人混みが苦手な人は、渋谷・原宿・新宿あたりを通る時間帯にも注意した方がいいです。
場所によっては、歩く距離以上に人の多さで疲れます。
そして、無理はしないこと。
山手線はどこでも電車に乗れるので、きつくなったら途中でやめるのも全然ありです。
むしろ、途中離脱しやすいのは山手線一周ウォーキングの良いところかもしれません。
まとめ
今回は、山手線を徒歩で一周してみました。
結果は、距離38.67km、歩数50,356歩、かかった時間は約10時間。
かなり大変でしたが、駅ごとに街の雰囲気が変わっていくのが面白く、最後まで飽きずに歩くことができました。
東京を歩いて知りたい人には、山手線一周はかなりおすすめです。
ただし、気軽に始めるには少し長いので、まずは山手線の半周や、数駅分の散歩から試してみるのも良いと思います。
歩いてみると、いつもの東京が少し違って見えます。
